みまた演劇フェスティバル『まちドラ!2019』

「今度は三股町におこしください。」
「ぜひ三股町で会いましょう、5月に。」

昨年度、ありがたいことにわたしたち劇団こふく劇場は、北海道から沖縄まで、全国10箇所のツアー公演をすることができました。そして各地でお世話になったみなさんとの別れ際に、必ずといってもいいほど、この言葉がわたしたちの口からこぼれていました。

そうなのです。ここは「出会い」と「再会」の町なのです。この町に来れば、わたしたちは、出会ったり再会できたりすることができるのです。そして、そんな「会えること」のうれしさにあふれたお祭りがこの「まちドラ!」なのです。

8年目の今年も、こうしてその日、みんなで会えることをほんとうにうれしく思っています。ひとりひとりがその人生の中から紡いだ物語たい、10代から70代までの町民出演者のみなさん、各地から参加してくれる演劇人たち、まちカフェのおいしいものたち、そんなものたちが会場のあちこちで出会ったり、再会したりしているでしょう。

どうか、みなさんも、その場にお立ち合いただき、一緒に「会えること」をお楽しみください。
心からお持ちしております。

まちドラ!フェスティバルディレクター
永山智行(劇団こふく劇場)


劇作家・演出家。こふく劇場代表。1967年生まれ。1990年、劇団こふく劇場を結成、三股町と門川町を拠点に活動。演劇ワークショップ、町民参加作品の創作などの教育・普及活動、演劇祭への参加などを通じた他地域との交流活動も積極的に行っている。『so bad year』で第2回AAF戯曲賞受賞。2006年より約10年、宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターも務めた。

プレドラ!
—プレドラマ—

まちドラ!の一週間前のプレ企画!

「RETURN」

どらまさるく企画(宮崎)

5/18]19:00開演
5/19]10:30開演
      15:00開演

——高校時代に使っていた田舎の無人駅。
『役者になる』と東京へ旅立った弱小演劇部の祥子先輩が、美由紀と輝美の前に35年ぶりに帰ってくる。
かつてトレンディドラマ「ハートに火をつけろ」に出演していた彼女は…今。

カクドラ!
—書くドラマ—

ー体験型戯曲講座ー
90分で「せりふ」書いてみる?

5月24日[]19:30開演

戯曲とは「演劇の台本」のこと。短い会話をつないで「せりふ」にする”体験型戯曲講座”です。90分で自分だけの『ドラマ』を書いてみませんか?書き上げた作品は、「まちドラ!」期間中、参加俳優たちが声に出して読んでくれる、まことにラッキーな講座です。

ヨムドラ!
ー読むドラマー

 ☆みまた町民!×実力派演出家!
 + 
★九州屈指の劇団・ユニット!

5/25] ~ 5/26

2018年のヨムドラ!の様子

毎年恒例の戯曲講座「せりふ書いてみる?」。2018年の三股でのこの生まれた短編作品を、リーディング作品として上演します。今年も、公募で集まった町民チームが九州の実力派演出家とともにつくる3作品、九州屈指の劇団・ユニットが演じる2作品、さらに今年はそれに加え三重県からもゲストユニットをお招きしての6作品を、まちんなか(街中)の特設3劇場を歩いていただきながらお楽しみいただきます。毎回大好評の「ツアコン」が今年も登場します!

ミルドラ!
—観るドラマ—

三股町立文化会館ではすぐれた演劇作品を上演します。
演劇をおもいっきり観たい!という方はこちらがお勧めです。

「赤ずきん」

第七劇場〔三重〕

5/25]19:00開演
5/26]16:00開演

「赤ずきん」
(初演・2018・Théâtre de Belleville)

ヨーロッパの民話が元になった有名な民話、それを元にしたシャルル・ペローやグリム兄弟の童話、そして世界中に存在する類話を原作に、第七劇場が舞台化。「シンデレラ」(2014年)「ピノキオ」(2017年)に続く「小さな大人と大きな大人」のための名作シリーズ第3弾として2018年初演。以降、国内2都市のほか、津市内小学校などで上演。魔女狩りが広がった16世紀にルーツを持つとも言われる「赤ずきん」が、少女と狼、母と娘、そして世代を超えた家族と人間の物語に生まれ変わる。

クロストーク!

まちドラ!2019フィナーレ・トーク

5月26日[
ミルドラ!『赤ずきん』終演後

2018年のクロストーク!の様子

■語る人/『まちドラ!2019』に集ったいろんな人たち
■会 場/わが町の劇場(三股町立文化会館・ホール)
■料 金/無料(申し込みは不要です)

九州各地からお客さま、演劇人たちが集結し語りあう、めったにない機会!いまを、これからを、それぞれのまちのことを、『まちドラ!2019』を振り返りながらを締めくくっていただきます。

大人気!まちのどこかに『まちCafé』オープン

今年もオープンします。緑の木陰の下でほっと一息しませんか?演劇やミニライブ、あれもこれもで、楽しくなる『まちCafé』です。当日は、マイバックご持参でご来店ください。

※会場にはゴミ箱を設置しておりません。
ゴミのお持ち帰りにご協力ください。


まちドラ!をもっと楽しんでいただくために
劇場から劇場まではそれぞれ徒歩5~10分。風に吹かれながらお芝居の余韻やワクワクをお楽しみください。




【おすすめの準備品】
・飲み物
・歩きやすい靴
・帽子
・タオル
・マイバック
・歩きやすい格好
・羽織れるもの
ツアーコンダクターがご案内!!

一人でお越しの方も、初めての方も、迷った方も大丈夫!『ツアーコンダクター』が次の劇場までご案内いたします。移動に不安のある方はお気軽に各劇場のスタッフへお声掛けください。



【25日・26日】
 神水流じん子
劇団25馬力
 中村大介
劇団25馬力

【26日のみ】
 北村茜
(with a clink)
 ますながあすか
(with a clink)
 

予約チケットの受け取りは
「ご覧になる劇場」で
公演当日、予約チケットは各特設劇場でお受け取りいただけます。ご覧になる公演の劇場へ、直接お越しください。
駐車場
わが町の劇場〈三股町立文化会館〉
南側・西側駐車場〈400台収容〉
チケット・予約お問い合わせ
三股町立文化会館【℡ 0986-51-3462】

受付時間/9:00~17:00