大蔵流茂山狂言「笑いの座」 狂言

日時
  • 2017/11/30(木) 19:00~
会場
三股町立文化会館 ホール
料金
  • 一般  1,500円(当日1,800円)
  • ペア  2,500円(前売りのみ)
  • 大学生以下  800円(当日1,000円)
※全席自由
※未就学児入場不可
※「大学生以下チケット」で入場の方には「学生証の提示」をお願いすることがあります
※前売にて完売の場合「当日券」は販売しないことがあります
※託児サービス有(予約制)
販売期間
2017/10/08 ~ 2017/11/29
お願い
※全席自由
※未就学児入場不可
※「大学生以下チケット」で入場の方には「学生証の提示」をお願いすることがあります
※前売にて完売の場合「当日券」は販売しないことがあります
※託児サービス有(予約制)
お問い合わせ
三股町立文化会館 ℡0986-51-3462

チケット受付

電話予約
三股町立文化会館【℡0986‐51‐3462】へお電話ください。
三股町立文化会館
直接ご予約いただけます。
 月曜[祝日の場合は火曜]を除く
 9時00分~17時00分[夜間に催事がある場合、時間はこの限りではありません]
WEB予約
予約受付期間:2017/10/08~2017/11/29
予約受付期間ではありません。

詳しい内容はこちらもご覧ください。(フライヤー)

大蔵流茂山狂言

「現代を生きる」をモットーに、私たちは集まりました。
ともすれば、「お狂言」とか「お舞台」などと呼ばれ、何か隔絶された世界のように思われ、そのように扱われてきた狂言に、創造期のエネルギーとバイタリティーを取り戻すことが、私たちの指針です。こうした目標のもとに、300年来京都で演じ続けた狂言師の家に生まれ育った茂山一門が集まりました。

600年の伝統を誇る芸能を、より身近に

京都・茂山一門の中の狂言ユニット「笑いの座」が、子供も楽しめる新作狂言『ござる・DE・探偵事務所』と、狂言の入門『附子』の2作品を上演いたします。室町時代から続く最古の演劇「狂言」の世界へ、わかりやすく楽しくご案内いたします。

演目紹介

◆ ござる・DE・探偵事務所 
 脚本/西田豊子
 
 物騒&奇ッ怪な事件が相次ぐこの頃。
 正義感に燃える太郎君は、小学生ながらも一大決意!!!
 「こんな世の中、安心して大人になれないでござる」と、友だちの次郎君を
誘い探偵事務所を開くことにします。
 そして、いよいよ初めての大事件に遭遇!
 果たして、二人の少年探偵は、みごと事件を解決できるのでしょうか?
 軽妙にして奇想天外、抱腹絶倒の新作狂言。

 附子
 主人は外出するにあたり、二人の召使いに附子を預けて、
 「これは吹く風に触れるだけでも滅却(=死)に値するほどの猛毒だから、
注意しながら留守番をするように」と云い付け出掛けます。
 残された召使いは怖々見張りながらも、段々と中身が気になって・・・。
 小学校の教科書で取り上げられ、狂言と云えば!真っ先に思い浮かぶほどの人気作です。

出演

茂山あきら

1952年6月12日生まれ 二世千之丞の長男
3歳の時、狂言「以呂波」のシテにて初舞台以来、「三番三」「釣狐」「花子」を披く。1976年、花形狂言会を発足。従兄弟の正義(現 千作)、眞吾(現 七五三)と主宰する。古典狂言のみならず、小松左京作SF狂言「狐と宇宙人」他、『木竜うるし』(1978)『死神』(1981)等の新作狂言や千年振りの復曲「袈裟求」など演じ、狂言の大衆化に力を注いできた。多才な演劇人である父・千之丞の影響を受けテレビ、ラジオ、新劇、実験劇に参加。またアメリカ人ジョナ・サルズと共に「NOHO(能法)劇団」を主宰。ベケット・イエイツの不条理演劇、英語狂言など海外公演を行う。千五郎・七五三と共に、桂米朝一門を巻込み『お米とお豆腐』を立ち上げるなど、新たな試みに挑戦中。その他演出家としても関西歌劇団・関西二期会等のオペラ、新劇、能法劇団、新作狂言、パフォーマンス、ファッションショーの企画・構成・演出など手掛け「舞台マルチ人間」を目指している。著書に「京都の罠」(KKベストセラーズ)がある。

茂山童司

1983年4月2日生まれ あきらの長男
3歳の時、父あきらの主宰する「NOHO(能法)劇団」の『魔法使いの弟子』にて初舞台。また、狂言『以呂波』にて初シテを勤める。1995年に、茂、宗彦、逸平が結成した「花形狂言少年隊」に入隊、共に活動する。最年少ながら色々な役に積極的に取り組んだ。また2000年より「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=TOPPA!」を千三郎、正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、逸平と共に主宰し、活動。2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、宗彦、茂、逸平と共に再開。他に時代劇「かわら版 忠臣蔵」で大石主税役で出演、「Sense Dise:one」に企画・制作・演出するほか、詩人 chori とのユニット「chori / 童司」など意欲的な活動をみせる。アメリカンスクールに通っていたこともあり、英語が堪能なバイリンガル狂言師である。近年はNHKテレビの語学番組「プレキソ英語」に”カウドージ”なるキャラクターでレギュラー出演していたほか、国内外でのバイリンガル狂言公演、また若手アーティストや劇団とのコラボレーションを行うなど表現者としての新境地を切り開いている。2013年から作・演出を手がける新作”純狂言”集「マリコウジ」、コント公演「ヒャクマンベン」を始動。

網谷正美

1947年3月15日生まれ
四世千作、木村正雄に師事
1965年、京都大学入学と同時に、同大学狂言研究会に入会して木村正雄に師事。1971年、能楽養成会に入会し四世千作に師事。それとともに同志社高等学校に勤務。以来41年にわたり二足のわらじを履続け、2012年同志社を退職。1984年に、同門 丸石やすし・松本薫らと共に「三笑会」を結成。27年間、年5回の「狂言三笑会」(発足当時は「狂言勉強会」)を開催し、2011年のファイナル公演まで131回数を重ねた。現在では各地での公演活動、また京都学生狂言研究会をはじめ、京都・大津・鹿児島に稽古場を持ち、狂言の普及に努めている。新作狂言に『蛍が宿』『椎茸典座』『芋地蔵』『西郷ドンと侏儒ドンと』『鈴鹿の子天狗』など多数。また、他ジャンルとのコラボにも意欲的で、2008年のジャズとのコラボ作品『星巡りの夜』をかわきりにオペラとの音楽劇『夕鶴の世界』『賢治の幻想』など、また2011年以降、日舞とのコラボ『さくらに乗って』『月とジメサア』などを創作・上演してきた。大津市在住。

茂山宗彦

1975年6月4日生まれ 二世七五三の長男
4歳の時『以呂波』のシテにて初舞台。その後『千歳』『三番三』を披く。1994年に従兄弟の茂山 茂・弟の茂山 逸平 らと共に「花形狂言少年隊」を結成。
旗揚げ公演以来、若い世代に照準をあわせた「花形狂言少年隊」の活動は、若者を中心とした観客に熱烈な支持を得てNHKの番組「トップランナー」にも取り上げられた。1995年、東京にて狂言小劇場の公演を正邦(現 千五郎)・茂・逸平と開始。フランス・イタリア等の海外公演にも参加。2000年6月より2005年まで千三郎、正邦(現 千五郎)、茂、逸平、童司と共に「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称 TOPPA!」を主催。2006年より「HANAGATA」を正邦(現 千五郎)、茂、逸平、童司と共に再開。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的としている。また弟逸平と共に、新作二人芝居〈宗彦、逸平のThat’s Entertainment 「おそれいります、シェイクスピアさん」〉に挑戦するなど幅広く活躍する。その他、狂言以外の活動として幻想歌舞伎「土御門大路」、NHKテレビドラマ「京都発ぼくの旅立ち」「ふたりっ子」「終のすみか」「ちりとてちん」等に出演。ミュージカル「アンネの日記」「ザ・近松」「蜘蛛巣城」「天国を見た男」「大悪名」出演と狂言のみならず色々な方面で活躍。今後の活動から目が離せない存在である。


主催

三股町・三股町教育委員会 

共催

みやこのじょう子ども劇場