大蔵流茂山狂言 笑いの座 「ラーメン忠臣蔵」「柿山伏」

日時
  • 2012/11/30(金) 19:00~
会場
三股町立文化会館 ホール
料金
  • 一般  1,500円(当日2,000円)
  • 大学生以下  800円(当日1,500円)
  • ペア券  2,500円(前売のみ)
販売期間
2012/09/19 ~ 2012/11/29
お願い
※全席自由
※未就学児入場不可(託児サービスを実施します)
※前売にて完売の場合「当日券」は販売しないことがあります
お問い合わせ
三股町立文化会館 ℡0986-51-3462

チケット受付

電話予約
三股町立文化会館【℡0986‐51‐3462】へお電話ください。
三股町立文化会館
直接ご予約いただけます。
 月曜[祝日の場合は火曜]を除く
 9時00分~17時00分[夜間に催事がある場合、時間はこの限りではありません]
WEB予約
予約受付期間:2012/09/19~2012/11/29
予約受付期間ではありません。

詳しい内容はこちらもご覧ください。(フライヤー PDF:1,333KB)

お知らせ/当日券販売

前売にて完売しました本公演の 『当日券』を、11月30日18時00分から、先着順にて販売します。

販売数はわずかです。
先着順』となります。
電話予約はできません。ご了承ください。


◆販売開始/18時00分
◆販売場所/三股町立文化会館 チケットカウンター


■お問い合わせ先/三股町立文化会館(℡0986-51-3462)

お知らせ/前売券完売

本公演は、前売にて予定座席数を完売しました。

『当日券』は、
予約キャンセルなどの状況によって、販売する場合があります。
詳細は、三股町立文化会館(℡0986-51-3462)までお問い合わせください。


「狂言」 600年の営みを誇る伝統芸能を、より身近に

室町時代から続く伝統芸能「狂言」。その大きな特徴といわれる「笑い」のみならず、人間の弱さや愚かさを静かに表現した「心理劇」とも評され、今に生きています。

とかく「難しい」と敬遠されがちな狂言を、京都・茂山一門の4人が集い結成した「笑いの座」が、洗練され親しみやすい古典の名作「柿山伏」と、国民食“ラーメン”をモチーフにした現代の新作「ラーメン忠臣蔵~メンマの逆襲~」の2作品を上演。

よりわかりやすく、より楽しく、狂言の魅力いっぱいの世界へご案内いたします。どうぞこの機会をお見逃しなく!


上演作品のあらすじ

■「ラーメン忠臣蔵~メンマの逆襲~」(作・演出/茂山童司)
 時はラーメン歴なると11年。熾烈なラーメン国取り合戦後、平和な世に起きた忠臣蔵騒動。
 ラーメン界から締め出された上司チャーシューの恨みを晴らすべく、メンマらは立ち上がる。
 果たしてその運命は?ラーメンの未来は?…
 日本人の国民食をかけた一大スペクタクルを狂言でお送りします。

■「柿山伏」(古典)
 修行を終えた山伏。ふと見あげると見事な柿が。のどの乾きたまらず木に登って柿を食っていた。
 運悪く持ち主に気づかれてしまう。犬だ、猿だと言われるたびに、鳴きまねでその場をしのぐものの、
 ついには空を飛んでみろと迫られ…
 罪を隠そうと必死の山伏の姿に権威への風刺を込めた、古典の名作です。

出演(大蔵流茂山狂言「笑いの座」)
茂山あきら

1952年生まれ。祖父三世千作(人間国宝、芸術会員1986年没)、父茂山千之丞に師事。3歳の時 狂言「以呂波」のシテにて初舞台以来、「三番三」「釣狐」「花子」を披く。1976年、花形狂言会を発足。従兄弟の正義(現 千五郎)、眞吾(現 七五三)と主宰する。古典狂言のみならず、小松左京作SF狂言「狐と宇宙人」他、『木竜うるし』(1978)『死神』(1981)等の新作狂言や千年振りの復曲「袈裟求」など演じ、狂言の大衆化に力を注いできた。多才な演劇人である父・千之丞の影響を受けテレビ、ラジオ、新劇、実験劇に参加。またアメリカ人ジョナ・サルズと共に「NOHO(能法)劇団」を主宰。ベケット・イエイツの不条理演劇、英語狂言など海外公演を行う。現在は千五郎・七五三と共に、桂米朝一門を巻込み『お米とお豆腐』を立ち上げ、新たな試みに挑戦中。その他演出家としても関西歌劇団・関西二期会等のオペラ、新劇、能法劇団、新作狂言、パフォーマンス、ファッションショーの企画・構成・演出など手掛け「舞台マルチ人間」を目指している。著書に「京都の罠」(KKベストセラーズ)がある。

丸石やすし

1950年生まれ。茂山千之丞と『運命の出会い』(自称)があり1974年入門。NOHO劇団公演を含め、海外公演にも多数参加。1984年に、同門の網谷正美・松本薫らと共に「三笑会」を結成。京都府立芸術会館主催「狂言勉強会(後の狂言三笑会)」を自分たちの勉強の場、発表の場として年間5回の公演を催し、公演回数は130回を超えた。また1996年アメリカに演劇レクチャー講師として招聘される。落語家を目指していた時代もあり、師匠千之丞の影響もあってか、観客を楽しませる解説・司会は大変好評を得ている。「山椒は小粒でなんとや・・・」と小柄であることを生かした?軽妙で柔軟な舞台は、初めて狂言を見る人の緊張を和らげ、いつの間にか舞台に引き込む魅力をもっている。

茂山逸平

1979年生まれ。父ニ世茂山七五三、祖父四世茂山千作、曽祖父三世茂山千作に師事。4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍する。また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。1995年、東京にて狂言小劇場の公演を開始。スペイン等の海外公演にも参加。その一方で、東映映画「将軍家光の乱心・激突」の竹千代役で出演。NHK朝の連続テレビ小説「京ふたり」「オードリー」他、舞台・CMと数々出演。また兄宗彦と共に、新作二人芝居 <宗彦、逸平のThat’s Entertainment「おそれいります、シェイクスピアさん」> に挑戦するなど幅広く活躍する。2006年より「HANAGATA」を正邦、宗彦、茂、童司と共に再開。企画製作そして出演までを自分たちでおこなう「HANAGATA」を通し、狂言の魅力を存分に味わっていただき、自らの芸を磨くことを目的としている。2006年秋から1年間フランスに留学した。著書に『茂山宗彦茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社)がある。

茂山童司

1983年生まれ。3歳の時、父茂山あきらの主宰する「NOHO(能法)劇団」の『魔法使いの弟子』にて初舞台。また、狂言『以呂波』にて初シテを勤める。1995年に、茂、宗彦、逸平が結成した「花形狂言少年隊」に入隊、共に活動する。最年少ながら色々な役に積極的に取り組んだ。また2000年より「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=TOPPA!」を千三郎、正邦、宗彦、茂、逸平と共に主催し、活動。2006年より「HANAGATA」を正邦、宗彦、茂、逸平と共に再開。他に時代劇「かわら版 忠臣蔵」で大石主税役で出演、「Sense Dise:one」に企画・制作・演出・するほか、詩人choriとのユニット「chori/童司」など意欲的な活動をみせる。アメリカンスクールに通っていたこともあり、英語が堪能なバイリンガル狂言師である。





大蔵流茂山狂言「笑いの座」/プロフィール

「現代を生きる」をモットーに、私たちは集まりました。
ともすれば、「お狂言」とか「お舞台」などと呼ばれ、何か隔絶された世界のように思われ、そのように扱われてきた狂言に、創造期のエネルギーとバイタリティーを取り戻すことが、私たちの指針です。
 こうした目標のもとに、300年来京都で演じ続けた狂言師の家に生まれ育った茂山一門が集まりました。



◆「託児サービス」があります◆

未就学児の入場はできませんが、「託児サービス」を行います。
無料ですが、事前申込が必要です。
◎申し込み先=三股町立文化会館(℡0986-51-3462)
◎サービス実施主体=みやこのじょう子ども劇場



主催

三股町・三股町教育委員会



共催

みやこのじょう子ども劇場