宮崎県立芸術劇場制作公演 [演劇・時空の旅]シリーズ#7  1953年/フランス 『ゴドーを待ちながら』

日時
  • 2015/02/19(木) 19:00~
会場
三股町立文化会館 ホール
料金
  • 一般  3,100円(当日3,600円)
  • ペア  5,100円(前売のみ)
  • 大学生以下  1,500円(当日同料金)
販売期間
2014/12/14 ~ 2015/02/18
お願い
※全席自由
※未就学児入場不可(託児サービスを実施します)
※前売にて完売の場合「当日券」は販売しないことがあります
お問い合わせ
三股町立文化会館 ℡0986-51-3462

チケット受付

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予約受付期間:2014/12/14~2015/02/18
予約受付期間ではありません。
座談会パンフレット

作・訳

作/サミュエル・ベケット
訳/安堂信也 高橋康也(白水社刊)

演出

永山 智行(宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター)

出演

日髙 啓介 (FUKAIPRODUCE羽衣/東京)

寺田 剛史 (飛ぶ劇場/北九州)

濵砂 崇浩 (劇団こふく劇場/宮崎)

■山下 晶 グレコローマンスタイル/福岡)

上杉 一馬 (劇団「夢」/宮崎)* 
*ダブルキャスト[出演:2月14日・15日]

小田 翔吾 (宮崎公立大学演劇部/宮崎)* 
*ダブルキャスト[出演:2月13日・19日]


あしたに なれば、 万事うまく いくよ。

「さあ、もう行こう」
「だめだよ。」
「なぜさ?」
「ゴドーを待つんだ。」
「ああそうか。」

  夕暮れ。なんにもない場所。ただ木が一本。木だけが生きている。
  そんな場所で、ふたりの男、ゴゴとディディはゴドーを待っている。
  こんなとりとめのないおしゃべりを繰り返しながら……

ノーベル賞作家、サミュエル・ベケットが遺した、二十世紀を代表する作品が、
いよいよ「時空の旅」シリーズに登場。
はたしてゴドーは何者か? ゴドーは来るのか?


演出Note /
みんな、コメディアン。

ベケットがチャップリンのファンだったことはよく知られています。そのほかにもバスター・キートンやローレル&ハーディ、マルクス兄弟などの往年の喜劇映画のコメディアンたちがお気に入りだったようで、実際にキートンの主演映画もつくっています。
 この「ゴドー」に出てくるゴゴ&ディディ、ラッキー&ポッツォの二組のコンビも、たたずまいはまるで喜劇映画のスクリーンから飛び出してきたコメディアンのようです。
 けれど、もしかするとわたしたちだって、たとえば映画のレンズから覗いてみたら、奇妙なクセを持っていたり、変なことにこだわりがあったり、どうでもいいことで必死になったりと、まるでコメディアンのように可笑しな日常を生きているのかもしれません。
 今年の時空の旅は、ベケットが覗いたそんなレンズの眼で、2015年のわたしたちの姿を描いてみたいと思うのです。可笑しくて、哀しくて、けれど愛おしい人間の姿が、そこには見えるような気がするのです。

永山智行(宮崎県立芸術劇場演劇ディレクター)


「演劇・時空の旅」シリーズ

宮崎県立芸術劇場が演劇作品を創造し、県内外に発信していく事業です。
演劇の歴史は、まさに人類史とともにあり、2500年ほどの昔から、現在まで、
さまざまな戯曲が書かれ、上演され、記録に残されてきました。

「演劇・時空の旅」はシリーズでは、それらの戯曲をガイドブックに、
時間と空間を旅しながら、人類史をたどっていきます。


主催

公益財団法人宮崎県立芸術劇場

共催【三股公演】

三股町・三股町教育委員会