演劇ワークショップ「みまた座」8期生　本公演『さくらが咲く日』

8期生13人が、魅せます!!

人は宝。　子どもはまちの将来を担う主人公。
三股町立文化会館の長期人材育成事業として始まった、
小学生から高校生による、演劇ワークショップ「みまた座」。

8期生となった今年は、13人が在籍しています。
6月から、ここ三股町立文化会館で、子どもも大人もいきいきと、同じときを過ごしてきました。

活動の集大成となる本公演で使用する戯曲は、「みまた座の卒業生」の書き下ろし作品。「みまた座」として、初の試みです。

開設8年目を終えようとする今、ついに、待望久しかったこのときがやってきました。みまた座の先輩から託された作品を、みまた座の後輩たちが上演します。
毎年完売の、みまた座本公演。今年も、仲間と、作品と、舞台と、真剣に向き合いながら、自由に、のびやかに、稽古を重ねてきました。

８期生の集大成を見せる本公演「さくらが咲く日」。
どうぞ、ご期待ください。

作・演出

■作／今元佑美
（22年度三股町立文化会館戯曲講座受講生、みまた座1～7期在籍）
■演出／永山智行（みまた座演劇監督、劇団こふく劇場）

演劇監督ノート（永山智行）

佑美のこと。

佑美というのは、今回の作品「さくらが咲く日」の作者、今元佑美さんのことです。彼女は今、17歳、高校2年生なのですが、わたしたちが彼女と出逢ったのは、今から8年前のこと、つまりみまた座がスタートしたその年でした。今でも決して大きいとはいえない彼女ですが（ごめんね）、8年前、小学4年生の、そのちっちゃくてかわいい女の子は、みまた座の参加者としてわたしたちの前に現れました。そして、10歳、11歳、12歳、13歳、14歳、15歳、16歳と、人生の中でのとても大切な時間を、彼女はここ、みまた座で過ごしたのです。みまた座のあゆみを誰よりも近くで見てきた彼女は、きっとわたしたちなんかよりも深くみまた座を愛しているのだと思うのです。
　残念ながら、昨年度でみまた座からは卒業したのですが、今年は、そんな彼女にみまた座の上演台本を書いてもらいました。ああ、そうだ、みまた座は、こうして8年という時を刻んできたんだな、と感じながら、この作品が、これまでみまた座に関わってくださったすべてのみなさんに、「ありがとう」を伝えるラブレターのような作品になればいいなと改めて強く思っています。
　どうぞ、人生の大切な時間を過ごしているみまた座のみんなの「今」をぜひごらんください。お待ちしています。

みまた座演劇監督　永山智行（劇団こふく劇場） 

あらすじ

舞台は、小学校と中学校が近くに見える図書館前の広場。
放課後、この広場には子どもたちが集まってきます。
そこで繰り広げられる、子どもたちの日常の中であった……物語。

出演

◎演劇ワークショップ「みまた座」8期生（13人）
　阿部天音　岡井葉瑠彩　桒畑匠冴　下沖愛里沙
　出水薫乃　轟木優実　中神萌々音　中神結梨音
　中前日菜子　中村里桜　奈須千緒里　野島真央
　米澤怜美

◎劇団こふく劇場
　あべゆう
　かみもと千春
　濵砂崇浩
　大浦愛

主催

三股町・三股町教育委員会

協力

演劇ワークショップ「みまた座」8期生保護者会